1947年(昭和22年)当時は、戦後の混乱期に当たるときです。子供たちを戦場に送った親たちの多くは、精神的にも疲労を抱えていた、兵庫県の野間谷村(現在の多可町八千代区)の村長は、このような親たちに報いるべき養老の滝の伝説にちなみ9月15日を年寄りの日にして55歳以上の男女を対象にした敬老会を開催したといいます。やがて全国に敬老会のことが広まり国民の祝日でもある敬老の日が誕生したなどの歴史が存在します。兵庫県の野間谷村は、県のほぼ中央に位置する村で農業が盛んな地域です。
9月の中旬でもある15日は農閑期にあたるときでもあり畑仕事もひと段落するタイミングなどからも、9月15日が敬老の日になりました。2003年からはハッピーマンデー制度で9月の第三月曜日が敬老の日になりましたが、八千代コミュニティプラザ施設の玄関には敬老の日提唱の地の文字が刻まれている高さ約2mもある大きな石碑が建立されています。ちなみに、八千代コミュニティプラザはグーグルマップを利用することで場所を検索することができますし、ストリートビュー機能を使えば玄関の左側にはその石碑を目にすることも可能です。なお、八千代コミュニティプラザは、八千代公民館と八千代地域局の統合を行う場所で八千代町役場です。
施設1階部分には敬老の日ギャラリーと呼ぶ展示コーナーが設けてありますので、お近くに訪れた際など観光の一つとして訪れるのもおすすめです。敬老の日のことならこちら